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日本全国の一年間の雨の日の平均日数は47.6日。
実に一年365日のうち約13%、つまり週に約1日は雨ということになります。
雨の日の自動車の運転は歩行者が傘をさしていたり路面が滑りやすくなる為、いつもより神経を使いますよね?
なかでもガラスにつく水滴によって視界が悪くなり障害物や歩行者を見逃して衝突させてしまったら。。
なんて考えるととても恐ろしいことです。
運転中ワイパーを作動させても水の線が残って見えづらくてこわいよ
そこで今回は
【節約!自分でできるワイパー交換!!ゴムだけ交換?ブレードごと交換?】
と題して自分でできるワイパー交換を”どの部分”を”どうやって交換”するのか解説していきます。
DIY気分でできるワイパー交換を自動車整備士の僕が丁寧に解説します
この記事を読むと分かる事(読み時間3分程)
③ 自分でワイパー交換ができるようになる
➁ ”ワイパーゴムだけを交換する”タイミングなのか、”ワイパーブレードごと交換する”タイミングなのかが分かる
③ ディーラーやカー用品店で交換する時にかかる工賃を節約できる
ワイパーを交換するタイミング
左の写真がウォッシャーを出してワイパーで1度拭き取った後のフロントガラスです。
水滴が残っていますね。
これは交換のサインです。
ポイントは”1度拭き取った後”です。
雨の時は視界が悪いのでとにかく1度で拭き取ってほしい。
昼でもこの状態なので夜だと光が反射して拡散するので安全の確保に不安があります。
線上に水滴が残るのは視界の妨げになるので大変危険です!
基本的にはワイパーで1度拭き取っても拭き残しによる水滴の線が残るようなら安全上の観点からも交換の時期と言えます。
ワイパーゴム交換なのかワイパーブレードごと交換なのか
さて、ワイパーの交換と言っても交換にはガラスにあたって実際に拭き取っている”ゴムの部分”だけの交換なのか、もしくはワイパーゴムが装着されている骨組みのワイパーブレードごと交換なのか、二通りの方法があります。
左がワイパーゴムとワイパーブレードをバラした写真になります。
左がブレード部分、右がワイパーゴム単体です。
通常ならワイパーゴムの交換だけで大丈夫ですが、左の写真のブレードの関節部分のどれか一つでも錆びてたり、動きが滑らかでないのであればワイパーブレードごと交換しましょう。
目安はワイパーゴム交換3回に1回ワイパーブレードごと交換で丁度いいと思います。
(ただし、使用状況により劣化度合が大きく変わる為、ワイパーゴム交換毎にブレードの点検も行いましょう!)
ワイパーブレードの交換手順
まずは一番普及している”U字フック型”の場合
ワイパーをアームごと立て、写真のように爪を抑え、下向きに引っ張ります。
次に最近トヨタプリウス等によく見られる”ロック型”
左の画像のようにロック部分を指で持ち上げます。
フックを持ち上げたら後は”U字フック型”と同じように下に引っ張ればはずす事ができます。
ワイパーブレードごと交換の場合は購入したブレードとゴムのセットをはずす逆手順で取り付ければ完了です。
ワイパーゴムの交換手順
次にワイパーゴムの交換手順です。
ワイパーブレードをはずす時にワイパーアームを立てます。
そのままワイパーブレードをはずし、ワイパーゴムの下になった部分(写真の赤〇の部分)を持って引き抜きます。
そして新しいワイパーゴムを(赤〇の部分が下になるように)装着します。
後はウォッシャーを窓ガラスに掛けきちんと拭き取りが出来ているかを確認して作業終了です。
まとめ
ワイパーの交換作業の解説は以上になります。
いかがだったでしょうか?
意外と簡単に交換する事ができそうと思われたのではないでしょうか!?
ワイパーブレード・ワイパーゴムを交換する場合、ディーラーやカー用品店に作業依頼するとワイパーブレード・ワイパーゴムの本体価格に加え1500円程度の作業工賃がかかると言われています。
ワイパーブレード・ワイパーゴムの交換は自動車のメンテナンスの中でも比較的簡単に出来る上安全上のハードルも低いので、自分でできるならDIY気分でやってみるのも節約術としてはかなり有効だと思います。
これを機にメカの塊の自動車と言えど、自分で簡単に出来て、なおかつ節約できる事も結構あるので挑戦してみてはいかがでしょうか?
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