自動車のトラブル”バッテリーあがり”
一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)のデータでは”一般道でのトラブル第2位”というデータが発表されています。
ともるど
バッテリーあがりはマメにに点検をしていても予測が難しく、突然おこる可能性の高いトラブルです
完全に防ぐのは難しくて約2年毎くらいの定期的な交換くらいしか対策がないです
そんなー(泣)
定期的に交換は仕方ないにしてもただでさえバッテリーは高価なものなのにカー用品店やディーラーに毎回交換してもらうと交換作業料もバカにならないよ~
ともるど
じゃあDIY気分で自分で交換しちゃいましょう!
交換工賃も節約できますし!
そりゃともるどは自動車整備士だし経験もあるから簡単に「交換しちゃえば」っていうよね
素人には難しいんじゃない?
ともるど
自動車の整備という面でのバッテリー交換は工具も少なくて済みますし、失敗のリスクも少なくハードルは低いですよ!
丁寧に説明しますので1度見てみて”出来そうだな”思ったらやってみて下さい!
じゃ、じゃあ1度見てみてから自分で交換するか決めるよ
ちゃんと説明してね!
ともるど
もちろん!
では始めて行きましょう!!
この記事で分かる事
・バッテリーの選び方
・自動車のバッテリー交換の仕方
この記事を読めばバッテリー交換が初めての方も安全にバッテリー交換ができると思います。
バッテリーの選び方
上図が一般的な自動車バッテリーのサイズ記号です。
バッテリーの天面や前面に表記されています。
バッテリー購入の際に気を付けなければならないのは”サイズ”と”性能”を合わせるということです。
仮に上記の60B19Lというバッテリーからの交換ということになると、
性能ランク 60 → 60以上のもの
バッテリーの短側面のサイズ B → B(同じもの)
端子の位置 L → L(同じもの)
を選ぶと交換が可能です。
基本的に性能ランクは数字が大きいほど容量が大きく高性能になるのでお財布と相談してできるだけいいものが望ましいですが、高性能なものほど高価なので今より小さいものでなければOKです。
短側面のサイズと端子の位置は間違いなく同じものにして下さい。
ともるど
違うものにしてしまうと大きさが変わってしまうので物理的に搭載できなくなったり、専用ステーでの固定ができなくなる可能性大です
ハイブリッドカーの補機バッテリーやアイドリングストップ車に関してはこちらを参考にして正しいものを購入しましょう!
バッテリー位置の確認
まずはバッテリーの位置の確認をしましょう。
多くの自動車はボンネットを開けてエンジンルームを見渡せばこのように設置されています。
まれにトランクルームの脇のプレートを外したところに設置されている車種もあるので車の取扱説明書をチェックしたりネットで検索したりして見つけて下さい。
バッテリーを交換してみよう
位置関係の確認
【重要】まずはバッテリーのプラス・マイナス端子を確認します。
〇の所のように端子のすぐ横に+-が刻印されています。
*プラス・マイナスを間違えると、ショートを起こしたりして事故やケガにつながりますので確実に確認しましょう!
まずマイナス端子をはずす
まずはマイナス端子をはずします。
このタイプは端子の上の10mmナットを緩めると端子からケーブルがはずれます。
ショート防止の為にも必ずマイナス端子からはずしてください!
また作業時はプラス端子に工具等が当たらない様に雑巾などでプラス端子を覆ってしまうのもオススメです。
次にプラス端子をはずす
次にプラス端子をはずします。
こちらのタイプの端子は指でさしている横向きのナットを緩めて左右にねじりながら持ち上げるとケーブルがはずれます。
左の様なスパナがあると角度がない所でも作業がしやすく便利です。
取付ステーをはずす
取付ステーの両側のナットを緩めます。
下のフック部分がはずれるようになったら緩めるのをやめてステーをはずします。
バッテリーを載せ換える
バッテリーを新しいものに載せ換えます。
この時バッテリーの向きを間違えない様に注意してください。
組み立て
バッテリーの載せ換えが終わったら、はずす逆の手順で組んでいきましょう。
取付ステーをつけてナットを締める。
ステーを手で揺らして動かない程度の締め付けでOK!締めすぎるとバッテリーが破損したりステーが曲がったりするので注意しましょう!!
プラス・マイナスの順で端子にケーブルを取り付け完成!!
ステー同様手で動かして動かない程度でOK!ナットをあまり締めすぎない様にしよう!
時計やオーディオのセッティングをして完成!!
バッテリーをはずすと時計やオーディオの設定がクリアになってしまうのでこれらを設定し直してあげて完成です。
再設定がめんどくさい方や、車自体の走行最適化メモリーを消したくない方は”メモリーバックアップ”の使用をオススメします。
私自身はメモリーは走行中にまた蓄積され最適化してくれると考えてるので特に気にしていません。
まとめ
おつかれさまでした!!
ここまでバッテリー交換の解説をしてきましたが、どうでしたか?
「なんかやっぱり不安だ~」
って方はディーラーやカー用品店に任せてしまっていいと思います。
安心が第一ですからね。
「なんだ、簡単にできるじゃん!!」
と思われた方はぜひ実践してみて下さい!
DIYで楽しく出来ますし、交換工賃の1000円~3000円の節約にもなります。
できる事が増えると楽しいですし、家族から羨望の眼差しでみられる。。。
なんて事も(笑)
これからも自分でできるメンテナンスをアップしていきたいと思います。
よろしければ参考にしていただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
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